2016年2月2日火曜日

奨学金をゲットする!!

※キンドル本出版のため、遡って書いています。

ふとしたきっかけで奨学制度を知る

もうひとつ早めに入学が決まっていて良かったことは、
奨学制度を事前に知ることが出来て、応募したら受かったことだ。

学校ごとの奨学制度については、エージェントが事前に伝えてくれることではないでの
全てが自分の裁量にかかっている。


応募したのは、インターナショナル生向けに出しているPartial Scholarshipという
授業料の25%を学校が負担するというもの。

こちらは(2014年5月28日)、
いよいよ翌日の朝にオーストラリアへ旅立つというときに
学校のホームページでスケジュールを確認していたら、
シドニーキャンパスに来るインターナショナル生に限定して
スカラシップの募集をしていたのをたまたま見つけた。

募集の条件は、大学の総合成績(GPA)が4段階評価で3.5以上の人で、
学校から出された質問に答えるかたちで
400文字程度のエッセイを提出しなさいということだった。

学校からの質問は、

MBAにたいするモチベーション、
MBAで学ぶことで将来のゴールにどう貢献するか、
またクラスメートになる同士に貴方がもたらすことのできる価値とは?

というものだった。

ラブレターのように熱いエッセイ


「こんなの見つけたよ」と妻に私。

妻「25%も割り引かれるの!?締切はいつまで?」

私「今月中だって」

妻「えーじゃあシドニーに着くころだから無理だね。」

私「いやっ、25%ということは、100万円以上の割引だから、ダメもとでこれから準備するよ!」

「明日から行くのに、むりしないでよー」と妻。


渡豪の前にすでに充分準備する時間があったので、
前日はあまりバタバタしていなかった。
早速、スカラシップの申請用紙に必要事項を記入、
エッセイを2時間くらいで書いて、最終チェックを妻にしてもらう。

「こんなに熱く語って大丈夫?」

といつも私の発言には、冷静に反応する妻。

プルーフリード(文法や文章がおかしくないかをチェックする)だけでいいのに、
内容についても意外と痛い所をついてくる。

「んー、た、確かに夜遅くに書いてるから、
ラブレターみたいに盛り上がってるのかもしれないけど、
やっぱり、アッピールも必要だからこれくらいでちょうどいいんだよ!」
とよくわからない私の言い訳。

「ふーん」と納得しない返事をする妻を尻目に
そそくさとそのままで学校へ送ってしまった。


結果は驚きの採用!!


その後シドニーに着いて、
アパートを見つけたり、
家具やら必需品を揃えたり、ネット環境を整えたりして
すっかりスカラシップのことなど忘れていた頃に学校から「採用」のオファーレターが来た!

「スカラシップがとれたよ!」と会社から帰った妻に言うと、

「えっ、スゴイじゃなーい!あの情熱が伝わったんだね!」

妻にしてみると、あのMBAを前に熱く語ったエッセイが
どのように審査員たちにインパクトをもたらしたかが不思議な様子だった。

今ここで、エッセイの内容を公表できないのが残念だが、
卒業後の今になって見返してみると、
確かに少し「こっぱずかしくなる」ような内容ではないこともはない。

自分で言うのもなんだが、MBAに対する「ひたむきさ」とか、
どう貢献したいかをはっきりと述べているところが良かったのではないかと。

ここまで書いていて気付いたのだが、
ラブレターにも似ているところはないだろうか。
想いを寄せる人への「ひたむきさ」
どれだけその人に「捧げる(give)」ことができるかを書くところなど(今はテキスト?)。

ということは、スカラシップ獲得の一番の要因は、
夜中に盛り上がってラブレターのごとくエッセイを書いたことになるのか…
それとも、20年来の仕事人生がいぶし銀の文章を醸し出したか…

なぜ採用されたかは最終的には分からないが、
結果として100万円以上セーブができるのは実に有り難い。


学校側から来たオファーレターのなかに、スカラシップの条件として、
予定通りの期間で科目を履修することなどが書いてあったのだが、
そのなかに、すべての科目のアベレッジで60%以上の成績を確保すること、とあった。

この6割以上が、私にとってどれくらい難しいものなのかが
受け取った当時には分からなかったので、
心配するところはあったが、ダメもとで出したものが採用されたのだから、
これだけの成績が取れるかどうかも、ダメもとでやってみるしかない!と覚悟を決めて、
オファーレターにサインをして次の日に返信したのであった…




※今年(2016年)MBAでシドニービジネススクールに入学するインターナショナル生は、
最後に履修する2科目の授業料が免除される奨学制度が立ち上がったようだ。
詳細は、こちらでご確認を!

http://sydneybusinessschool.edu.au/future/scholarships/UOW200924.html